“嬌睨”の読み方と例文
読み方割合
ながしめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まあ勿体ない若さま」双葉嬢は二杯の酒にぽっと眼のふちを染め、またとなきこの恩寵おんちょうに対して飛切りの嬌睨ながしめをもって答えた。「——そんなに仰せられますと本気にお受け申しましてよ」
若殿女難記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)