トップ
>
嫉刃
ふりがな文庫
“嫉刃”の読み方と例文
読み方
割合
ねたば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねたば
(逆引き)
おかわいそうに、五雲様は眠白様の
嫉刃
(
ねたば
)
にお会いなさいまして、画工には何よりもたいせつな右の腕を切りとられたのでござります。
右門捕物帖:13 足のある幽霊
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
大きな岩の塊を虚空に投げ上げている、高さを競って
嫉刃
(
ねたば
)
でも合せているように、岩が鋭い歯を剥き出して、水光りに光っている。
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
このおめず
臆
(
おく
)
せざる少年の刀が、
眼
(
ま
)
のあたりで
頻
(
しき
)
りに鞘走っている気勢を見て、斬られている一方のあわただしいのを見ると、どうしても二人の間に、何か
嫉刃
(
ねたば
)
の合わされるものがあって、とど
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
嫉刃(ねたば)の例文をもっと
(5作品)
見る
嫉
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
刃
常用漢字
中学
部首:⼑
3画
“嫉”で始まる語句
嫉妬
嫉
嫉視
嫉妬心
嫉妬家
嫉妬深
嫉妬焼
嫉刀
嫉妒
嫉悪
“嫉刃”のふりがなが多い著者
小島烏水
中里介山
佐々木味津三