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姫王
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ひめみこ
ふりがな文庫
“
姫王
(
ひめみこ
)” の例文
じぶんでも苦にするほどめつきり肉づきをました額田ノ
姫王
(
ひめみこ
)
であつてみれば、そのおとがひのはたらきにも、おのづから別の趣きが加はつてゐる。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
よく妹の
額田
(
ぬかた
)
ノ
姫王
(
ひめみこ
)
から、姉さんは冷めたい、水江の
真玉
(
またま
)
みたいに冷めたい——と、からかはれる夫人であつた。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
キサキの
倭
(
やまと
)
ノ
姫王
(
ひめみこ
)
が、
中
(
なか
)
ッ
皇命
(
すめらみこと
)
の資格において、りつぱに神と人とのあひだの仲だちをつとめてゐたからである。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
妹の額田ノ
姫王
(
ひめみこ
)
も昨日たつて行つてしまつた。じぶんだけは家財の整理がつきかねるといふ口実のもとに、かうしてこのだだつ広い邸に、下の五百重ノ娘と二人で残つてゐる。
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
この妹は育つた土地の名にちなんで、
額田
(
ぬかた
)
ノ
姫王
(
ひめみこ
)
と呼ばれた。
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
姫
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
“姫”で始まる語句
姫
姫様
姫君
姫路
姫百合
姫御前
姫鱒
姫神
姫樣
姫糊