妖霧ようむ)” の例文
「こよいは星の光いとほがらかなのに、いま天文を仰ぎ見るに、太白星たいはくせいをつらぬいて、一道の妖霧ようむがかかっている。これ兵変のある凶兆きょうちょうである」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)