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如是
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かゝる
ふりがな文庫
“
如是
(
かゝる
)” の例文
如是
(
かゝる
)
心を有つて居しかと責めては後にて
吊
(
とむら
)
はれむ、一度はどうせ捨つる身の捨処よし捨時よし、仏寺を汚すは恐れあれど我が建てしもの壊れしならば其場を一歩立去り得べきや
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
あはれ
如是
(
かゝる
)
ものに成るべきならば
功名
(
てがら
)
を得させて、多年抱ける
心願
(
こゝろだのみ
)
に
負
(
そむ
)
かざらしめたし、草木とともに朽て行く人の身は固より
因縁仮和合
(
いんねんけわがふ
)
、よしや惜むとも惜みて甲斐なく止めて止まらねど
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
磧は黒く醜くなり
沙
(
すな
)
は黄ばめる
普通
(
つね
)
の沙となれり、見よ/\如何にと告げ知らするに二人は驚き、
眼
(
まなこ
)
を
睜
(
みは
)
りて見れば全く父の言葉に少しも違はぬ沙磧、あゝ
如是
(
かゝる
)
もの取らんとて可愛き弟を悩せしか
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
是
常用漢字
中学
部首:⽇
9画
“如是”で始まる語句
如是我聞
如是閑
如是因
如是縁
如是観
如是報
如是相
如是果
如是縁庵
如是作