如一じょいち)” の例文
晩年は、当道とうどう如一じょいちに就いて、琵琶の奥の奥の道までをきわめたものだそうだが、もう二十歳はたちごろ名人の聞えがあって、なんども宮中に召されたことだってあるのだそうだ
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)