“当道”の読み方と例文
読み方割合
とうどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近世のいわゆる当道とうどうを否認した盲群の中には、生まれた村々に黙って引っ込んでいた者と、たっておおいにこれと抗争した者とがあった。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
晩年は、当道とうどう如一じょいちに就いて、琵琶の奥の奥の道までをきわめたものだそうだが、もう二十歳はたちごろ名人の聞えがあって、なんども宮中に召されたことだってあるのだそうだ
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
というのは、当道とうどうの一門人がそれを口授くじゅして記録しておいたものがのちに
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)