“女頭巾”の読み方と例文
読み方割合
おんなずきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今、離れ岩んとこで、こねえな女頭巾おんなずきんを拾って来たよ、見ておくんなさい、こりゃあ、あの高山の穀屋こくやのお内儀かみさんの頭巾じゃあんめえか。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そうして二人ともに藤の花の模様のついの振袖を着ておりました。それから頭とかおとはこれも対の紫縮緬むらさきぢりめん女頭巾おんなずきんを、スッポリとかぶっています。