女郎屋じょうろや)” の例文
女郎屋じょうろやなどもございまして誠に盛んな所で、それにつれては種々いろ/\公事訴訟等もありまして、御奉行様も中々お骨の折れる事でございます。
半五「止せえ詰らん事を云うな、同じ土地の女郎屋じょうろやへ遊びに往って、女郎じょろうにはまって馬鹿/\しい、詰らねえ、止せよ」
女郎屋じょうろやあがったろうから、明日あすの朝は大門を出るに違いねえと、五十軒の武蔵屋へ泊って侍の出るのを附けて居りましたが、取逃がしたか見失なったか知れませんから
先刻あとの伊勢町というとこに二三軒女郎屋じょうろやがあって、いやな島田に結って、びんのほつれ毛を掻いて、色の白いような青いような、眼の大きな、一寸ちょっと見ると若いようだが年を取って居りますぜ
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
平「エヽ角海老てえ女郎屋じょうろやは京町の角店かどみせで立派なもんです」
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)