“奥手”の読み方と例文
読み方割合
おくて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その前年の不作は町方一同のたくわえに響いて来ている。田にある稲穂も奥手おくての分はおおかた実らない。凶作の評判は早くも村民の間に立ち始めた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)