トップ
>
天飇
>
てんぴょう
ふりがな文庫
“
天飇
(
てんぴょう
)” の例文
真っ黒な煙を、
天飇
(
てんぴょう
)
から、たたきつけてくる。十八公麿は、車の中で、しきりと、
咳声
(
せき
)
をして苦しがっていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その声は、雲間から吹き落ちた
天飇
(
てんぴょう
)
か魔のどよめきのように姫のうつつを驚かしたに違いない。姫は、ひいっ——と魂の声をあげて、四郎の肩を突きのけて走りかけた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「野郎っ!」
天飇
(
てんぴょう
)
から振り落すような力で
撲
(
なぐ
)
りつけた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
飇
部首:⾵
21画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
天地
天竺