トップ
>
大道中
>
だいどうなか
ふりがな文庫
“
大道中
(
だいどうなか
)” の例文
申すまでもない事で、円髷と銀杏返を見るたびに、杓を持って
追掛
(
おいか
)
けるのでは、
色情狂
(
いろきちがい
)
を通り越して、人間離れがします、
大道中
(
だいどうなか
)
で尻尾を振る犬と
隔
(
へだた
)
りはありません。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「武士たるものの魂がそれほど大事ならば、
大道中
(
だいどうなか
)
へころがしておくがものはなかろう、
樟脳
(
しょうのう
)
の五斗八升もふりかけて、七重の箱の奥へ八重の鍵でもかけて
蔵
(
しま
)
っておいたらどうだ」
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
足がのろいと容赦なく、
大道中
(
だいどうなか
)
を引摺って行くぞ。
中山七里 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“大道”で始まる語句
大道
大道臼
大道店
大道芸人
大道芸
大道具
大道占
大道砥
大道餅
大道谷