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だいどうなか
ふりがな文庫
“だいどうなか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大道中
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大道中
(逆引き)
申すまでもない事で、円髷と銀杏返を見るたびに、杓を持って
追掛
(
おいか
)
けるのでは、
色情狂
(
いろきちがい
)
を通り越して、人間離れがします、
大道中
(
だいどうなか
)
で尻尾を振る犬と
隔
(
へだた
)
りはありません。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「武士たるものの魂がそれほど大事ならば、
大道中
(
だいどうなか
)
へころがしておくがものはなかろう、
樟脳
(
しょうのう
)
の五斗八升もふりかけて、七重の箱の奥へ八重の鍵でもかけて
蔵
(
しま
)
っておいたらどうだ」
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
足がのろいと容赦なく、
大道中
(
だいどうなか
)
を引摺って行くぞ。
中山七里 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
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