“大船渡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおふなと66.7%
おおふなわたし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大船渡おおふなと小学校長鈴木与吉氏は、左記の報告を筆者に寄せた。時刻は午前二時五十五分から三時までの間で、北方の山の端が光った。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)
(今日はそうせばとどこまで。)(ええ、とうげまで行って引っかえして来て県道けんどう大船渡おおふなとへ出ようと思います。)
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
知嘉姫なら平気でやりぬくだろうと、かえって張合いができ、陸中の一ノ関から大槌街道へ折れ込み、千厩ちうまやから気仙沼を一日で廻って、大船渡おおふなわたしの湊に二日いた。
奥の海 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)