“大火柱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいひばしら66.7%
おおひばしら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後には幅の広い大火柱だいひばしらが眼底にいつまでもハッキリとした残像を刻みつけたのだった。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ターネフ首領たちは、その時刻、全市にきおこる連続爆音と天にちゅうする幾百本の大火柱だいひばしらを見んものと、三階の窓ぎわで酒をのみながら、時刻の来るのを、たのしげに待っていたのである。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「そうだともそうだとも。なんじゃ知らぬが、昨夜ゆうべ大戸神灘おおとかみなだの沖合に落ちた大火柱おおひばしらといい、今夜の幽霊さわぎといい、どうもこの矢追村にはあやかしがついているようじゃ」
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)