“大戸神灘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおとかみなだ50.0%
おおとがみなだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだともそうだとも。なんじゃ知らぬが、昨夜ゆうべ大戸神灘おおとかみなだの沖合に落ちた大火柱おおひばしらといい、今夜の幽霊さわぎといい、どうもこの矢追村にはあやかしがついているようじゃ」
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ウラゴーゴルと握手をしているらしいのは、辻川博士だけらしいが、その博士はいまごろ大戸神灘おおとかみなだの海底で白骨に化していることだろう。シュワルツコッフは、それを何時になったら感づくことやら。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
真黄色な煙を濛々もうもうと中空に曳きながら、頭部をグッと下に下げると、アレヨアレヨといううちに、矢追村の南に真黒な海水をたたえている大戸神灘おおとがみなだの真只中に、天にちゅうする水煙と共に落下し
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)