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大水
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たいすい
ふりがな文庫
“
大水
(
たいすい
)” の例文
そして、梶原景時は、府を追われて、
駿河路
(
するがじ
)
で兵に殺された。武門の
流転
(
るてん
)
は、激浪のようである。法門の
大水
(
たいすい
)
は、吐かれずして
澱
(
よど
)
んでいる。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大水
(
たいすい
)
を取り入れるために作り設けた、取入口を探ったり、行き倒れ者に身を
俏
(
やつ
)
して、船大工の棟領持田の家へはいり込み、娘をたぶらかして秘密を探ったり、最後にはこの屋敷へ忍び入り
怪しの者
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
霧の底から海があらわれ、霧の上から朝の
陽
(
ひ
)
がさんさんと射る。一の
洲
(
す
)
二の洲の
水尾木
(
みおつくし
)
も、順に点々と明け放れて、潮の満ち満ちてきた安治川一帯、紺の
大水
(
たいすい
)
に
金泥
(
こんでい
)
を吐き流したよう。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“大水”の意味
《名詞》
大 水(おおみず、たいすい)
(おおみず、たいすい)洪水。
(たいすい)大きな川や湖。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“大水”で始まる語句
大水上