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俏
ふりがな文庫
“俏”の読み方と例文
読み方
割合
やつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やつ
(逆引き)
古道具買に身を
俏
(
やつ
)
した、香具師の親方の猪右衛門である。両手に人形を持っている。非常に非常に機嫌がよい。独り言を云っている。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
叔父は売薬商人に
俏
(
やつ
)
していったのだが、どの家でも泊めようとしなかったし、ふいに物蔭から、石や棒切れを投げられたりした。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
一日中炎天の下に旅行用のヘルメットを
冠
(
かぶ
)
って植木鉢の植木を
剪
(
き
)
り
嘖
(
さいな
)
んだり、飼ものに凝ったり、猟奇的な
蒐集物
(
しゅうしゅうぶつ
)
に浮身を
俏
(
やつ
)
したりした。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
俏(やつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
俏
部首:⼈
9画
“俏”のふりがなが多い著者
酒井嘉七
国枝史郎
三遊亭円朝
岡本かの子
山本周五郎