大様オホヤウ)” の例文
旧字:大樣
大様オホヤウは、徳川の初めにはまとい・馬印をごつちやにし、其中頃には、ばれんが馬印の、又の名と言ふ風になつて来たのだ。
まといの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
古代短歌における枕詞のよさと同じ、心に沁む味ひ。立役中の立役とも言ふべきさばき役——更にその性根をつきつめて行つた決断役とも言ふべき役柄の持つ大様オホヤウさと、颯爽とした処。