大格闘だいかくとう)” の例文
大げんか、大格闘だいかくとうになった。みんながバラバラとげだした。けんかをとめたりしたら、あとで、「ヤイ、なぜとめた。おれの勝つけんかを、なぜとめた」
小指一本の大試合 (新字新仮名) / 山中峯太郎(著)
さて、わたしが、くまと、列車れっしゃの中で大格闘だいかくとうをしたという話も、まあ、そんな時分じぶんのことなのだ。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
だが、ついにけのかわのはがれるときがきたんだ。アイピング村の連中れんちゅうは、そいつが透明人間とうめいにんげんとわかったので、大格闘だいかくとうをやってつかまえようとしたが、なにしろ相手あいて姿すがたはみえないんだ。