“大和民族”の読み方と例文
読み方割合
やまとみんぞく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富士男の顔はさっとあからむとともに、そのいきいきとした大和民族やまとみんぞく特有とくゆうのまっ黒なひとみからつるぎのごとき光がほとばしりだした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
西洋くさい文明が田舎いなかのすみずみまで広がって行っても、盆の月夜には、どこかの山影のような所で、昔からの大和民族やまとみんぞくの影が昔の踊りを踊っているのではあるまいかと。
田園雑感 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)