夜更よぶ)” の例文
マロニエの梢を渡る風がそれかと思はれるやうな事がままあるくらゐである。そんなに思つて居ながら、夜更よぶかしをしたあとなので、矢張やはり朝が起きにくい。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)