夜暗よやみ)” の例文
その日の帰りに、千束町を出ると夜暗よやみの空に、真赤なもやがたちこめて、兀然こつぜんと立ちそびえている塔が見えた。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)