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多淫
ふりがな文庫
“多淫”の読み方と例文
読み方
割合
たいん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいん
(逆引き)
三十ぐらいの女がやっており、客が引上げると戸板のようなものを
椅子
(
いす
)
の上へ敷いてその上へねむるのだそうで、非常に
多淫
(
たいん
)
な女で、酔っ払うと客をとめる。
いずこへ
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
美人は
多淫
(
たいん
)
であるという言葉がほんとなら、お里も、その一人だったし、このお八重も、そうではないかと、一角は、肩をならべて歩くうちに、勝手な異性観を、描いていた。
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まことに
多淫
(
たいん
)
な女で、アパートの誰彼とたくみに遊びたわむれている。
オモチャ箱
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
多淫(たいん)の例文をもっと
(3作品)
見る
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
淫
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“多”で始まる語句
多
多寡
多勢
多少
多分
多忙
多人数
多數
多時
多日
“多淫”のふりがなが多い著者
吉川英治
坂口安吾