“外開”の読み方と例文
読み方割合
そとびら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二段柵にだんさく外開そとびらき、迷路、算木さんぎ組みなど、様々な様式があるらしい。はや暁に近く、信長が馬上で巡視に来た頃は、すでに雨もあがり、柵の工も終っていた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
須山はその直ぐ横を如何にも背広を小馬鹿にしたように、外開そとびらきの足をツン、ツンと延ばして歩いてゆく。それがこっちから見ていると分るので、可笑おかしかった。
党生活者 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)