“外官”の読み方と例文
読み方割合
げかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後にまた、白河に忌まれて、院から排され、外官げかんとなって、今日に及んでいるが、その地位を今、かれらに取って代っている自分たちへ、為義らが、こころよく思っていないことは明白だ。
外官げかん検非違使尉けびいしのじょうという、相互の立場からも、また、平氏の嫡男と、源氏の嫡子という、相似て、しかも対蹠的たいしょてきな境遇からも、横から見ている義清には、この路傍の偶然が、こうふたりの生涯に