“夕蔭”の読み方と例文
読み方割合
ゆうかげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯二反そこらの畑を有つ美的百姓でも、夏秋ははげしく草に攻められる。起きぬけに顔も洗わず露蹴散らして草をとる。日の傾いた夕蔭ゆうかげにとる。取りきれないで、日中にっちゅうにもとる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
先生とんで先生を愛されたあなたが、此世の旅の夕蔭ゆうかげ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)