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堆積
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やま
ふりがな文庫
“
堆積
(
やま
)” の例文
ほんの寸法だけで左足の
堆積
(
やま
)
と右足の堆積とから手当り次第に掴み取りして似合の一対とするように、人間が肢を八本もっていたアンドロギュノスの
往古
(
むかし
)
に
復
(
かえ
)
り度い本能からばかりならば
アンドロギュノスの裔
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
尤
(
もっと
)
も現場を見つけた百姓が直ぐその場で咎めさえすれば、そのまま何の文句もなく、彼は
掠
(
かす
)
めた品をこっそり置いて行くが、それが一旦くだんの
堆積
(
やま
)
へなげこまれてしまったら万事休すで
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
泥に
塗
(
まみ
)
れた小石の
堆積
(
やま
)
なぞ見受けるもので
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
恰好のいい
向日葵
(
ひまはり
)
のいつぱい咲き乱れた菜園の上には、
翠玉石
(
エメラルド
)
いろ、
黄玉石
(
トッパーズ
)
いろ、
青玉石
(
サファイヤ
)
いろ等、色さまざまな、微細な羽虫が翔び交ひ、野づらには灰いろの乾草の
堆積
(
やま
)
や黄金いろの麦束が
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
幾数万の人間の血ぬれの
堆積
(
やま
)
を作る時
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
▼ もっと見る
甜瓜
(
まくはうり
)
や西瓜や南瓜の
堆積
(
やま
)
が、さながら
黄金
(
きん
)
と赤銅の鋳物のやうに見えた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
堆積
(
やま
)
の中には果して何があるのか、ちょっと見当もつかない、というのは、それに夥しく埃が積っているためで、ちょっとでも触ろうものなら、手がまるで手袋でもはめたようになってしまいそうだ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
刈り取られた麦の
堆積
(
やま
)
を数へたりしてゐるのであつた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
“堆積”の意味
《名詞》
堆 積(たいせき)
高く積み重なること。
風雨・氷河などにより運ばれた土砂が水底や地表にたまること。
(出典:Wiktionary)
“堆積”の解説
堆積(たいせき、en: sedimentation、deposition)とは、堆積物(地層)を形成するに至るまでの過程の総称をいう。
(出典:Wikipedia)
堆
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
積
常用漢字
小4
部首:⽲
16画
“堆積”で始まる語句
堆積台
堆積物
堆積裏
堆積説