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『アンドロギュノスの裔』
ふりがな文庫
『
アンドロギュノスの裔
(
アンドロギュノスのちすじ
)
』
——曾て、哲人アビュレの故郷なるマドーラの町に、一人の魔法をよく使う女が住んでいた。彼女は自分が男に想いを懸けた時には、その男の髪の毛を或る草と一緒に、何か呪文を唱えながら、三脚台の上で焼くことに依って、どんな男をでも、自分の寝床に誘い込む …
著者
渡辺温
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」1929(昭和4)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
恋
(
いと
)
愁
(
かな
)
饗宴
(
シンポジュウム
)
応
(
ふさ
)
偶
(
たまたま
)
片恋
(
かたおもい
)
堆積
(
やま
)
窓帷
(
カーテン
)
縦令
(
たとえ
)
邪
(
さまた
)
哂
(
わら
)
往古
(
むかし
)
復
(
かえ
)
揶
(
からか
)
真面
(
まとも
)