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埴土
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はにつち
ふりがな文庫
“
埴土
(
はにつち
)” の例文
ただ
藁
(
わら
)
製のツグラだけにしか残っていないが、以前は
埴土
(
はにつち
)
の
紐
(
ひも
)
をぐるぐると輪に重ねて行って、すべての円い器物を造っていた。
和州地名談
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
水戸
(
みなと
)
の神の子孫のクシヤタマの神を料理役として御馳走をさし上げた時に、咒言を唱えてクシヤタマの神が
鵜
(
う
)
になつて海底に入つて、底の
埴土
(
はにつち
)
を
咋
(
く
)
わえ出て澤山の神聖なお皿を作つて
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
菫咲く春は夢殿日おもてを
石段
(
いしきだ
)
の目に乾く
埴土
(
はにつち
)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
しかるにこの間にも、妙に地下水露頭の分布がある。方言でハケと称する赤土の
崖
(
がけ
)
を破り、あるいは真黒な
埴土
(
はにつち
)
の中央から清水を噴出する。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
埴
漢検準1級
部首:⼟
11画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
“埴土”で始まる語句
埴土壌土