“埋窟(りくつ)” の例文
倒れたまゝ愈(いよ/\)起きまじとする重右衛門を殆ど五人掛りにて辛くも抱上げ、猶(なほ)ぐづ/\に埋窟(りくつ)を云ひ懸くるにも頓着せずに、Xの字にその大広間をよろめきながら、遂(つひ)に戸外(おもて)へと伴(つ)れ出した。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)