“埋窟”の読み方と例文
読み方割合
りくつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倒れたまゝいよ/\起きまじとする重右衛門を殆ど五人掛りにて辛くも抱上げ、なほぐづ/\に埋窟りくつを云ひ懸くるにも頓着せずに、Xの字にその大広間をよろめきながら、つひ戸外おもてへとれ出した。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)