“垣際”の読み方と例文
読み方割合
かきぎわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人が押開く柴折戸のすそに触れて垣際かきぎわに茂った小笹おざさの葉末から昨夜ゆうべのままなる露の玉が、ななめにさし込む朝日の光にきらきらと輝きながらこけの上にこぼれ落ちた。種彦は機嫌よく
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)