地図ちず)” の例文
旧字:地圖
そして、カムパネルラは、まるいいたのようになった地図ちずを、しきりにぐるぐるまわして見ていました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
参謀がこう云いかけた時、将軍は地図ちずを持った手に、ゆかの上にある支那靴をゆびさした。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「あなたは、地図ちずをおちにならないのでございますか。」ともうしました。
強い大将の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「この地図ちずはどこで買ったの。黒曜石こくようせきでできてるねえ」
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)