土皿投かわらけな)” の例文
余等はまた土皿投かわらけなげを試みた。手をはなれた土皿は、ヒラ/\/\と宙返ちゅうがえりして手もとに舞い込む様に此方こなたの崖に落ち、中々谷底たにそこへはとどかぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)