土侯チーフ)” の例文
大体がこのカ氏という人は非常に自分の王室を崇敬して二口挙句には「国王陛下マハラージャ」とか「太子殿下ラジクマール」だとか土侯チーフをまるで一国の元首扱いにしているような言葉を使うのであったが
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ことに私の魂消たまげたのはヴィルプール国の王宮なぞと言ったところで、どうせ英国人のいわゆる土侯チーフぐらいのものであってみれば大したものでもなかろうと高をくくっていたにもかかわらず
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)