“土井大炊頭利位”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どいおおいのかみとしつら50.0%
どゐおほひのかみとしつら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし雪華の研究をした人としては唯一人、今より百余年前即ち西暦一八三二年に『雪華図説』なる一書を著した、下総しもうさ古河こがの城主土井大炊頭利位どいおおいのかみとしつらに指を屈するばかりである。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
坂本は庭に出て、今工事を片付けて持口もちくちに附いた同心共を見張つてゐた。そこへ跡部あとべは、相役あひやく堀を城代土井大炊頭利位どゐおほひのかみとしつらの所へ報告につて置いて、書院から降りて来た。そして天満てんまの火事を見てゐた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)