図抜ずぬけ)” の例文
旧字:圖拔
が目にも見違えるわけのものではないが、図抜ずぬけて余り大きいからちょっとは気がつかぬであった、何のはたけでも、どんな履歴りれきのあるぬまでも、このくらいな蛭はあろうとは思われぬ。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)