“四萬太郎”の読み方と例文
読み方割合
しまたろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の翌年よくとしの九月産み落したのは此処に居ります此の四萬太郎しまたろうという忰で、これはお前とは敵同士かたきどうしの原丹治の子でございます、それから故郷ぼうがたしとは宜く云ったもので
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
名を四萬太郎しまたろうと附けましたが、おかめは産後の肥立ひだちが悪く、漸々よう/\のことで十一月になりますると、先ず体も治りましたから、斯んな山の中に何時までも居られる訳のものではない
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)