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四明山
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しめいざん
ふりがな文庫
“
四明山
(
しめいざん
)” の例文
李汾
(
りふん
)
は山水が好きで
四明山
(
しめいざん
)
にいた。山の下に張という大百姓の家があって、たくさんの
豕
(
ぶた
)
などを飼ってあった。永和の末であった。
豕
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
聞くところによると、
四明山
(
しめいざん
)
の頂上に
鉄冠道人
(
てっかんどうじん
)
という人があって、鬼神を鎮める法術を
能
(
よ
)
くするというから、それを尋ねて頼んでみるがよかろうと思う
中国怪奇小説集:14 剪灯新話(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
聞くところによると、
四明山
(
しめいざん
)
の頂上に
鉄冠道人
(
てっかんどうじん
)
という人があって、鬼神を鎮める法術を
能
(
よ
)
くするというから、それをたずねて頼んでみるがよかろうと思う
世界怪談名作集:18 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
瞿佑
(著)
「わしの
符籙
(
かじふだ
)
は、事が起らん
前
(
さき
)
なら
効
(
こう
)
があるが、こうなってはなんにもならん、
四明山
(
しめいざん
)
に
鉄冠道人
(
てっかんどうじん
)
と云う偉い方がおられるから、その方に頼むがいい」
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
黄願蛇
(
おうがんだ
)
は長さ一、二尺、黄金のような色で、石のひだのうちにひそんでいる。雨が降る前には牛のように
吼
(
ほ
)
える。これも人を撃って殺すもので、
四明山
(
しめいざん
)
に棲んでいる。
中国怪奇小説集:08 録異記(五代)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“四明”で始まる語句
四明
四明颪
四明桂