“しめいざん”の漢字の書き方と例文
語句割合
四明山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わしの符籙かじふだは、事が起らんさきならこうがあるが、こうなってはなんにもならん、四明山しめいざん鉄冠道人てっかんどうじんと云う偉い方がおられるから、その方に頼むがいい」
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
黄願蛇おうがんだは長さ一、二尺、黄金のような色で、石のひだのうちにひそんでいる。雨が降る前には牛のようにえる。これも人を撃って殺すもので、四明山しめいざんに棲んでいる。