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嗉嚢
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そのう
ふりがな文庫
“
嗉嚢
(
そのう
)” の例文
この
鳥
(
とり
)
は
食物
(
しよくもつ
)
の
中
(
なか
)
で
不消化
(
ふしようか
)
なものがあれば
嗉嚢
(
そのう
)
の
中
(
なか
)
でまるめて、
口
(
くち
)
から
吐
(
は
)
き
出
(
だ
)
すから、
巣
(
す
)
の
下
(
した
)
には、かならず、さうした
團子
(
だんご
)
のような
塊
(
かたま
)
りが
積
(
つも
)
つてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
こおろぎやおけらのような虫の食道には横道に
嗉嚢
(
そのう
)
のようなものが付属しているが、食道直下には「
咀嚼胃
(
カウマーゲン
)
」と名づける袋があってその内側にキチン質でできた歯のようなものが数列縦に並んでいる。
自由画稿
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“嗉嚢(素嚢)”の解説
素嚢(そのう)は消化管の一部分で、膨らんだ形状をしているうえに管壁が厚くなっており、消化に先立って食べたものを一時的に貯蔵しておくための器官である。嗉嚢とも表記する。
カタツムリなどの腹足綱、ミミズ、ヒル、昆虫、鳥類など多くの動物に見られるほか、恐竜にもあったと考えられている。
(出典:Wikipedia)
嗉
部首:⼝
13画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画