喪主もしゆ)” の例文
身扮みなりを改めて、喪主もしゆをつとめさせるやうに、内儀と番頭へさう言つてやれ、——文句を言ふ奴があつたら、俺が話をつけてやる。
月は水銀 後夜ごや喪主もしゆ
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
もと/\無理な勘當と知つてゐるので、それを非難するものなどがあるわけもなく、其場から傳四郎は指導者とも喪主もしゆともなつて、何くれと指圖をして居ります。
親が死んだと聽いては、何が何んでも、喪主もしゆのお信乃をつれて來ないわけに行きません。