“善賈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんか50.0%
ぜんこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ここに美玉あり。ひつおさめてかくさんか。善賈ぜんかを求めてらんか。」と子貢が言った時、孔子は即座そくざに、「これを沽らんかな。これを沽らん哉。我はあたいを待つものなり。」
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
とくおさめて諸を蔵せんか。善賈ぜんこを求めて諸をらんかと。子曰く、之を沽らんかな。我は賈を待つ者なりと。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)