“啊呍(あうん)” の例文
土手(どて)の松(まつ)の、一樹(いちじゆ)、一幹(いつかん)。啊呍(あうん)に肱(ひぢ)を張(は)つて突立(つツた)つた、赤(あか)き、黒(くろ)き、青(あを)き鬼(おに)に見(み)えた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
声と共に、啊呍(あうん)の呼吸で、支配人が指を三本。……こうなると焼芋にも禅がある。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)