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唵
ふりがな文庫
“唵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うめ
33.3%
あお
16.7%
うな
16.7%
おん
16.7%
オーム
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うめ
(逆引き)
不用意の隙を覗って転々、人に取り憑き、取り憑いたら一度は人を恋のように
唵
(
うめ
)
かせてみる。これがこの種の魅惑の性質らしい。
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
唵(うめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あお
(逆引き)
じっと彼が酒を
唵
(
あお
)
るのを眺めて居た女は、此種の女の敏感に伴う微な身慄いを身体中に走らせたが
ドーヴィル物語
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
唵(あお)の例文をもっと
(1作品)
見る
うな
(逆引き)
その時、半身を雪に圧されて救助隊の来るまでの一昼夜を動かれぬままに観念してすごした苦しさを思い出しながら、
沁々
(
しみじみ
)
と語る。喜作はかすかに、ウーンと
唵
(
うな
)
っただけだった。
案内人風景
(新字新仮名)
/
百瀬慎太郎
、
黒部溯郎
(著)
唵(うな)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
おん
(逆引き)
総体として、
唵
(
おん
)
の聖音に陶酔し、方円半月の火食供養三昧に耽る神秘行者らしい俤は、その何処にも見出されないのであった。
夢殿殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
唵(おん)の例文をもっと
(1作品)
見る
オーム
(逆引き)
その意味に於て尊公の心に萌し出でた本能の芽は聖なる
鉢顛闍梨
(
パタンヂャリ
)
の三昧に比していささかも
遜
(
ゆず
)
るところを見出しがたいのぢやよ。
唵
(
オーム
)
唵
(
オーム
)
、(
箆棒
(
べらぼう
)
め)といつたものぢやよ。
木枯の酒倉から:――聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
唵(オーム)の例文をもっと
(1作品)
見る
唵
部首:⼝
11画
“唵”を含む語句
唵阿牟伽
唵摩耶底連
唵々
唵嘛呢叭𠺗吽
唵摩尼吠噛吽
唵阿
怛儞也陀唵素噌閉
“唵”のふりがなが多い著者
百瀬慎太郎
黒部溯郎
小栗虫太郎
岡本かの子
坂口安吾