“唐朝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうちょう75.0%
たうてう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛鳥あすか、奈良などの時世を経、ここに遷都した初めに、その規模や企画も、唐朝とうちょう大陸の風をまねるに急で、およそ、現実の国力とは不相応な、ただ広大な理想にばかり偏しすぎたきらいがある。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たとえば当世の上臈じょうろうの顔は、唐朝とうちょう御仏みほとけ活写いきうつしじゃ。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
藤原文化は、唐朝たうてう大陸との交渉から。桃山文化は、歐羅巴や南方諸島との交流から。明治文化は鎖國の解放から。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)