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哥沢節
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うたざわぶし
ふりがな文庫
“
哥沢節
(
うたざわぶし
)” の例文
哥沢節
(
うたざわぶし
)
を産んだ江戸衰亡期の
唯美主義
(
ゆいびしゅぎ
)
は私をして二十世紀の象徴主義を味わしむるに余りある芸術的素質をつくってくれたのである。
伝通院
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
巴里の町にふる雪はプッチニイが『ボエーム』の曲を思出させる。
哥沢節
(
うたざわぶし
)
に誰もが知っている『
羽織
(
はおり
)
かくして』という曲がある。
雪の日
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
八重はあしたの晩、
哥沢節
(
うたざわぶし
)
のさらいに、
二上
(
にあが
)
りの『
月夜烏
(
つきよがらす
)
』でも
唱
(
うた
)
おうかという時、植込の方で烏らしい鳥の声がしたので、二人は思わず顔を見合せて笑った。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
八重唯舞ふ事を
能
(
よ
)
くするのみにあらず
哥沢節
(
うたざわぶし
)
は既に
名取
(
なとり
)
なり近頃また
河東
(
かとう
)
を修むと聞く。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
哥
漢検1級
部首:⼝
10画
沢
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
“哥沢”で始まる語句
哥沢
哥沢振
哥沢芝加津