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和女
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あんた
ふりがな文庫
“
和女
(
あんた
)” の例文
「このお座敷は
貰
(
もろ
)
うて上げるから、なあ
和女
(
あんた
)
、もうちゃっと内へお
去
(
い
)
にや。……島家の、あの
三重
(
みえ
)
さんやな、和女、お三重さん、お帰り!」
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「島屋の亭が、そんな
酷
(
ひど
)
い事をしおるかえ。可いわ、内の御隠居にそう言うて、沙汰をして上げよう。心安う思うておいで、ほんにまあ、よう
和女
(
あんた
)
、顔へ
疵
(
きず
)
もつけんの。」
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
和女
(
あんた
)
、因果やな、ほんとに、三味線は弾けぬかい。ペンともシャンとも。」
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……知らぬ間に
肥満女
(
ふとっちょ
)
の込入ったのと、振向いた娘の顔とを等分に見較べて(
和女
(
あんた
)
、
極
(
きまり
)
が悪いやろ。そしたら
私
(
わし
)
が方へ来て
食
(
あが
)
りなはるか。ああ、そうしなはれ、)と
莞爾々々
(
にこにこ
)
笑う、気の
可
(
い
)
い男さ。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“和女”で始まる語句
和女郎