呉越同舟ごえつどうしゅう)” の例文
呉越同舟ごえつどうしゅうといったようなものでしょう、ましておたがいに、今日まで見ず知らずでこそあれ、敵同士かたきどうしじゃないんですからね。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いわゆる呉越同舟ごえつどうしゅうというやつで、ドイツ人やイタリヤ人が闊歩かっぽしているその向うから、イギリス人やアメリカ人や、それからソ連人までが、安心し切った顔で
暗号音盤事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「きょうは呉越同舟ごえつどうしゅうの船かね、それとも一蓮いちれんママしょうの船かね」
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
呉越同舟ごえつどうしゅう
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呉越同舟ごえつどうしゅう
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)